初歩の英文法

中学レベルの英文法は完全に取得しておくこと！

「言語を学ぶなら、まず文法から」が基本だと思ってください。

「英語圏の赤ん坊や子供は文法など知らなくても、英語を聞いているだけで、英語を身につけている。よって英語を聞いていれば英語はできるようになる」

・・・と言うことはありません。

なぜなら赤ん坊や子供は、言葉を聞く際に周りの状況、すなわち

と言ったあらゆる情報を含めて言葉を聞いているからこそ、言語を習得できるからです。
そのような状況にない状態で言語を習得するには、言語を組み立てるための文法知識は必須になります。

また、日本人はすでに日本語を習得してしまっています。
日本語は「英語とは全く異なった言語体系」であり、その日本語が、すでに脳に定着してしまっているため、その先入観が新たに学ぼうとする言語の邪魔をするのです。

そういった先入観を取り除くのに役立つのが「英文法」の知識です。

「英文法は後から身につく」などと思って敬遠するのは、
むしろ英語取得には遠回りになります。

最低でも中学レベルの初歩英文法だけは、必ずマスターしておくようにしてください。

英文法の辞書を用意しておく

英文法の学習を始めるにあたって、初歩の英文法だけでなく、今後の英語学習にも役立つ「英文法辞書」は、一冊手元に置いておいた方が良いでしょう。

英文法辞書は、分かりやすいものとして、以下の２冊をオススメします（２冊のうち１冊でよい）。

初歩の英文法の学習方法

中学レベルの英文法に関しては、何か特別な学習方法があるわけではありません。
分かりやすく書かれた書籍・教材を使って地道に身につけるようにしましょう。

注意点としては、複数の書籍に手を出すのではなく、
1冊の書籍を集中的に取り組み、その1冊を完全に覚えてしまうまで繰り返すことです。

オススメは以下の書籍です。

もっと分かりやすく英文法を身につけたい

紙の書籍ではなくメール講座とPDFによる書籍という形で、多少高額になりますが、
鈴木拓氏が作り上げた英文法講座は、画期的とも言える非常に分かりやすい講座になっています。

品詞をブロック単位にわけて、パズルのごとく組み合わせるという解説は英文法の取得には最適でしょう。